2種類の葉酸の違いとは

葉酸サプリは何から作られているの?

 

葉酸には、天然型と合成型の2種類があります。葉酸サプリに使用されているのは、合成型のほうです。

 

天然型は、吸収率があまり良くないため、葉酸が不可欠である妊婦の場合は、食事から摂る葉酸にプラスして、合成型を使用した葉酸サプリを摂取し、確実に必要量を満たすことが推奨されています。葉酸はビタミンB群のなかの1種類であるため、水に溶けやすく熱にも弱いという性質があり、食品から十分摂るのはもともと難しい上に、天然型葉酸は吸収率も低いという難点があります。

 

葉酸は、日本人に不足しがちな成分であり、必要量を満たすのは難しい面があります。しかし、妊婦の場合は、胎児の健やかな成長のために、ぜひとも十分な量の葉酸を摂り続けなければなりません。葉酸サプリは効果的な摂取方法と言えます。

天然型が万能とは言えない

サプリメントには、天然の原材料を用いていることをセールスポイントとしてうたっているものが少なくありません。たしかに天然材料を用いているほうがいい場合も多いのですが、葉酸の場合は違います。

 

葉酸については、合成型のほうが吸収率がいいため、天然型より合成型のほうが推奨されます。厚生労働省は、ホームページで妊婦が葉酸を摂取する必要性を訴え、説明しています。そこでは、食事から葉酸を摂取しようとした場合、葉酸は熱に弱く、調理で50%ほど失われてしまうことへの懸念も示されています。

 

そのうえで、食品から摂る天然葉酸の利用効率は50%ほどで、サプリメントから摂る合成葉酸の利用効率はおよそ85%ほどであるとしています。さらに、食事から摂る葉酸以外に、サプリメントからも摂るように勧める記載も見られます。

天然型にプラスする合成型で補完

妊婦だけにとどまらず、多くの女性たちにとって、葉酸は必要な成分です。特に中高年になると、新陳代謝力が衰えてきます。葉酸には新陳代謝を促し、赤血球の産生を助ける働きもあります。

 

どちらもアンチエイジングに不可欠な作用です。

 

妊婦とは違い、どうしても必要量を満たしておく必要があるというわけでなくても、若々しさをいつまでも保てるように摂取するのは、望ましいことでしょう。食事からだけだと、十分な量を満たすのは困難ですので、合成型葉酸を使った葉酸サプリメントを利用することが望まれます。

 

葉酸に限っては、合成型のほうがいいと割り切ることも大事かもしれません。葉酸サプリの形で摂れば、毎日欠かさず継続して摂取できます。葉酸サプリにはさまざまな種類がありますので、よく吟味して、自分に合ったものを選びたいものです。